黄色い水芭蕉

シェアする

春になってあたたかくなってきたウィスラーでは、雪解け水の流れる小川がたくさんそこら中にできます。

そして4月の中盤頃になると、そこに黄色い目立つ花がたくさん見られます。
skunk-weed01

こんな感じにトレイル沿いに群生しています。

その姿をよく見てみると日本の雪解け時によく見る水芭蕉のよう!

skunk-weed02

水芭蕉といえば白しか見たことのなかった私。

家に帰ってカナディアンに確認したところ、

実はこれ、黄色い水芭蕉なのだそう。

ウィスラーではSkunk Weed(スカンクウィード)と呼ばれているそうです。

名前の通りあまり良い匂いではないです。。

また、根には毒があり人間が食べると中毒を起こします。古くは日本でも薬として使われていた過去がありました。

カナダでも日本でも、冬眠から覚めたクマがこの水芭蕉をよく食べます。

bear

冬眠中の体内に滞留した宿便を出すため、下剤として水芭蕉を食べるのです。

ウィスラーの春はそこら中でクマたちを見かけることができますが、黄色い水芭蕉周辺にも現れるかもしれません。

今回私が黄色い水芭蕉の群生地を見たのは、クリークサイド(Creekside)の近くにあるニタレイク(Nita Lake)の脇を走るバレー・トレイル(Valley trail)沿いです。

もちろんここ以外でもたくさん見られます。

参考までに地図を載せておきます。
春のウィスラーはバレートレイルを自転車で走ったり、歩いたりするだけですごく気持ち良いです。

スポンサーリンク