春になってあたたかくなってきたウィスラーでは、雪解け水の流れる小川がたくさんそこら中にできます。
そして4月の中盤頃になると、そこに黄色い目立つ花がたくさん見られます。

こんな感じにトレイル沿いに群生しています。
その姿をよく見てみると日本の雪解け時によく見る水芭蕉のよう!

水芭蕉といえば白しか見たことのなかった私。
家に帰ってカナディアンに確認したところ、
実はこれ、黄色い水芭蕉なのだそう。
ウィスラーではSkunk Weed(スカンクウィード)と呼ばれているそうです。
名前の通りあまり良い匂いではないです。。
また、根には毒があり人間が食べると中毒を起こします。古くは日本でも薬として使われていた過去がありました。
カナダでも日本でも、冬眠から覚めたクマがこの水芭蕉をよく食べます。

冬眠中の体内に滞留した宿便を出すため、下剤として水芭蕉を食べるのです。
ウィスラーの春はそこら中でクマたちを見かけることができますが、黄色い水芭蕉周辺にも現れるかもしれません。
今回私が黄色い水芭蕉の群生地を見たのは、クリークサイド(Creekside)の近くにあるニタレイク(Nita Lake)の脇を走るバレー・トレイル(Valley trail)沿いです。
もちろんここ以外でもたくさん見られます。
参考までに地図を載せておきます。
春のウィスラーはバレートレイルを自転車で走ったり、歩いたりするだけですごく気持ち良いです。
