2020年3月に申請を開始した、私のファミリークラス永住権申請。
コロナに見事に巻き込まれ、さらに書類返却の危機も乗り越えてようやく軌道に!
今回は2021年6月にバンクーバーでメディカルチェックを受けてきた体験談をシェアします。
(内訳:問診 $260 + 胸部X線 $100 + 血液検査 $68)
検査受けてから検査をパスするまでの期間: 約1週間
もくじ
メディカルチェックを受けるようにとのメールが届く
2021年6月の頭にようやくIn processとなり、その3日後くらいにメディカルチェックを受けてくださいというメールがIRCCから届きました。
こういうPDFファイルがメールで届きます。
このファイルの下の方にあるリンクへ飛ぶと、メディカルチェックのことを説明したIRCCのサイトにとぶので、ここでメディカルチェックとはなんぞや、ということがみれます。
スクロールしていくと、「Panel Physician」というお医者さんにチェックをしてもらわなきゃいけないことが書かれてます。
その下のリンクから州ごとにPanel physicianを探すことができます。
1日でも早く予約したいがために、ここから直電話したら全然つながらず。(もしかしてお昼休憩とかだったかも?)
結局はオンライン予約にしました。
空いてる日と病院を一発検索できるので、この方法が間違いなく早いです。
以下に使えるウェブサイトからの予約手順を載せておきます。
BCでメディカルチェックをしてくれる病院を探す
まずはこのホームページにアクセスします。
IMMIGRATION MEDICAL EXAM - VANCOUVER
(IRCCのサイトにあるBCのPanel Physicianを検索して一番上にでてくる病院の参照サイトがここに飛ぶようになってます。)
BOOK NOWをクリックし、at any locationにして検索するとバンクーバーならかなりの数から選べます。
ちなみに私はウィスラー在住ですが、Sea to skyエリアにはやってくれる病院が皆無。
なので2時間かけてバンクーバーに行く以外は方法がありませんでした。
ちなみに「Health card」は持っていないにチェックするように誘導されます。
MSPが効かないってことなんでしょうね。まぁお高いこと。
オンラインフォームにはコロナにかかってないかどうかを確かめるような、体調に関して質問する項目がいくつかありました。
予約成立するとすぐ登録したメールに完了のお知らせが届きます。
あとは予約した日に行くだけ。
検査前の準備
持ち物
- 日本のパスポート
- IMM1017 (メディカルチェックのお知らせメールに添付されている)
この2つだけです。
写真は病院で撮ってくれるので、上記したサイトから予約した場合は持っていく必要がありません。
当日は尿検査があるので、病院直前に間違ってトイレに行って出してしまわないように気をつけてくださいね。。
何を検査されるのか一応事前にみておく
これもオンライン予約サイトに書いてありますがまとめてみました。
- 尿検査
- 問診
- 胸部X線
- 血液検査
問診には血圧測定と視力検査も含みます。
検査当日の流れ
ウィスラーから向かうので、バンクーバーでもなるべく近い場所がいいなと思いイングリッシュ・ベイにあるクリニックに予約していました。
行ってみたらだいぶ小さめのクリニックでした。
尿検査
受付で10時からImigration medical examinationを予約していると伝え、IMM1017を印刷したものとパスポートを渡しました。
すると最初に尿検査できる?と聞かれたのでYesと答えトイレへ直行。
日本の尿検査のボトルより大きめのボトルを渡されました。
確かに事前にトイレに行っちゃってたらおしっこ足りなくなりそう…。
トイレの中に尿ボトル提出用の小さい扉が付いていて、ボトルと一緒に渡された名前シールを貼って提出するだけでした。
人に採れたて尿を渡すとかはなくてちょっと安心。笑
問診票記入
尿検査から戻ると問診票を渡されました。
内容は過去・現在に大きな病気にかかってないかどうか、身長と体重、など。
過去のメディカルチェックのブログをみていると、身長体重を当日に計測したという話もあったのですが、たぶん今はコロナで色々省略されてるみたいです。
ささっと書いて提出してしばらく待ちます。
問診
10分ほど待合室で待っていたら診察室に呼ばれました。
ここで軽く問診をするそう。
すぐ始まるのかと思ったら、ここで30分近く待たされました。
先生も忙しい様子。
女医さんでめっちゃ早口でテキパキしてるおばちゃんでした。
ここでしたことは、血圧測定と聴診器で胸と背中の音を聞かれる、視力検査。
この視力検査が超ラフ。
左右一つずつ、貼ってある視力検査用ポスターにあるアルファベットを聞かれたのみ。
30分待たされてる間暇すぎて、もの珍しさからずっとそのポスター見てたんです。
日本の視力検査表みたいに円の切れてるところを指すのではなく、アルファベット。
だからなんか覚えちゃってて、視力検査片目ボケボケだったけどパスしました。笑
別のクリニックに移動
待合室に戻ると「これ読んどいてね」と、このあとの流れを説明した紙を渡されました。
どうやらこのクリニックにはもう戻ってこなくて良いらしい。
ただ血液検査とX線のために別の施設に行かなきゃいけないらしい。
あれ、全部ここで終わるかと思ったのになんだかめんどくさいぞ。
ここのクリニックの人曰く「徒歩圏内」と言われたのに、グーグルマップで調べたら徒歩30分くらいかかるではないか!
というわけで、車を移動させることにしました。
支払いはこの程度の問診だけでなんと$260!!!
血液検査と胸部X線
ロブソンスクエア周辺で適当にパーキングへ停めて、次の検査機関であるLife Labsへ向かいました。
Life Labsはロブソン・ストリートにももうひとつあるのですが、イミグレーションのテストを請け負っているのはHornby streetのほうみたいです。
住所にある通り、建物のナンバーは#777です。
このラボがあるのは8階になります。
そしてX線やってくれるのが部屋番号#820です。
血液検査は#823だったか#824だったか。(すみません、忘れました)
別の部屋でやるというのがわかっていなかったので、ちょっと時間を無駄にしてしまいました。
先に血液検査の部屋にたどり着いたものの、そこには長い行列が。
列があればとりあえず並んでしまう日本人の性質そのままに並んで待って、受付兼検査技師のおじさんと話す。
どうやら受付スタッフは無しで、検査技師さんが事務もこなしているようでスーパー忙しそうでした。
私「イミグレーションの血液検査とX線で来たんですけど。予約いらないって言われました。」
おじさん「順番待ちになるから、そのへんで待っといて。」
え、なんかめっちゃ適当だけど、忙しそうだからしょうがないか。
カナダの病院らしい塩対応で、とりあえず待つことに。
でも20分待ってもまだ混んでたので、途中で列から抜けてX線の#820へ向かいました。
胸部X線
ここでも事務作業を検査技師さんがこなしている様子。
しかも彼女一人しかいなくて、めちゃくちゃ忙しそうでした。
私が一番に待っていたのに、あとから来たスパニッシュのお姉さんにあやうく順番抜かされそうになる。
「私が先に待ってました!」と躊躇なく主張。
これカナダ一年目だったら、まあいいかと先に行かせてたかも。
年々自己主張が激しくなっているようです。笑
カーテンで仕切られただけの更衣室で検査着に着替え、検査技師さんに従ってレントゲン室へ。
なんだかうまく行かなかったらしく3回も撮り直しされ、無駄に放射線あびて少しがっかり。
検査後に仕払いを$100。
そして血液検査の部屋に戻ります。
血液検査
ちょうど自分の番くらいになったかなと思って戻ったら、今度は列もなしガラガラに!
もう一度受付の、今度はさっきのおじさんではなくもう少し若めのお兄さんと話す。
私「イミグレーションの血液検査受けに来ました。」
お兄さん「あ、じゃあe-medicalのTracking Sheet見せてくれる?」
え、さっきおじさんとこのやりとり無かったけど…。
やっぱり最初にこの血液検査の部屋に来たとき、私は受付されてなかったみたいですw
おじさん不親切だったな。。無駄に20分くらい待ってしまったよ。
親切な受付兼検査技師のお兄さんは、そこから5分くらいして私を検査室へ呼んでくれました。
10分ほど検査室で待った後、3本の血液採取して終了!!
支払い$68してバンクーバを後にしました。
あとは待つだけ
e-medicalの良いところは、後はなんにもしなくても良いことです。
検査結果はオンラインで病院からイミグレーションに送ってくれます。
メディカルチェックをパスしても、メールでイミグレーションからお知らせは来ません。
自分でGC Keyにログインしてステータスを確認する必要があります。
ちなみに私の場合、検査を受けた日からちょうど1週間で検査をパスしたという表示に変わりましたよ。
GCkeyにアプリケーションをリンクさせる方法は、以下の記事にまとめたのでよかったらどうぞ。