もくじ
ブラッコムのバックカントリーエリア プープシュート(Poop Shoot)

今回のルートはこちらをチェック(実際に歩いてポイントチェックし、私が作成したルートです。)
→【バックカントリーの地図をHillmapでみてみる】
→【GPXファイルはこちらからダウンロード】
Hillmapの使い方とGPXファイルの有益な利用方法についてはまた今度記事にします。
プープシュートまでは、ブラッコムのバックカントリーエリア入り口からウェストコル(West col)、サークルレイク(Circle lake)を経て、デッカーレイク(Decker lake)の横をトラバースして回り込み、スピアヘッド・グレーシャー(Speahead glacier)へ落とします。
そこからさらに、ステアマスター(Stair Master)と呼ばれる急登を越えてプープシュートに至り、コースへ戻ります。
ざっくり説明しましたが、つまり盛りだくさんの内容!特にステアマスターは体力の消耗が激しいです…。
スキー場の上部からアクセスできるお手軽コースの中ではに力と時間が必要になるな、という印象でした。
総距離 6.37 km(ブラッコムBC登り口のハイクアップ開始から、プープシュート出口まで)
時間 約5時間(ブラッコムBC登り口のハイクアップ開始から、プープシュート出口まで)
10:30 ブラッコム・バックカントリー入り口
今回のメンバーは、スノーシュー・スノーボーダー2人です。
前々日に久しぶりの恵の雪が降ったところだったので、登り口はたくさんのバックカントリーへ向かう人たちで溢れていました。
それにしても良すぎる天気!
左側がウェストコル(West col)、右側に向かうスキントラックがイーストコル(East col)になります。今回我々はその中間を目指して登りました(分類としてはウェストコルと呼べそうです)。
11:00 ウェスト・コルへ到着
ウェストコルが激混みだったので、一歩手前に登ってみたところラインが2本くらい付いているのみ!!
これが大当たりでした〜。
ここからサークルレイクにむかって滑っていくのですが、はじめの方はかなり急で岩も多くて私は結構ビビりながら滑り降りました。今日の雪崩情報はいたって安全だったものの、やっぱり常に気になるのは雪崩の心配です。
斜度が緩くなった途中から、とても気持ちよかったのでその映像をインスタからどうぞ。
https://www.instagram.com/p/BvAE0oNAhnQ/
この日はウィスラーにしては雪も軽かったし青空だし…文句なしの最高の一本でした。こういうのがあるからいつまでもスノーボードがやめられないんです。
サークルレイクを奥の方へ突っ切って、次は向こう側にあるスピアヘッド・グレーシャーへ向かいます。
青と白の世界!!左側のピークを目指しているのですが、途中から全てクリフになってしまうのでぐるりと回ってピークを目指します。
このあたりはなだらかで、距離はあるけれどハイクがまったく苦にならないです。ただただ白と青の世界が広がっています。
右を見ればデッカーマウンテン(Decker mountain)とデッカーレイク(Decker Lake)。
レイクとの境目をよく見ると、水色をしているのがわかるでしょうか?これが氷河です。万年氷の世界です。この左上部にはおそらく多数のクレパスもあると思われます。
左側の尾根からハイクアップしている数人を見かけました。まだ行ったことがないので、今年機会があれば是非とも行きたいルートの一つです。
すぐ近くはノートラックの真っ白なフィールドで、うさぎの可愛い足跡だけがそこには残されていました。
12:20 ピーク(スピアヘッド手前の)に到着
目の前の山々がスピアヘッドです。見えていないけれど右側がスピアヘッドグレーシャー、左側がデッカーレイク。
美しすぎました。山を歩いていると、自分がすごく小さいことを実感するのですが。それと同時に、ピークハントするたびに宇宙に一歩近づいた気分にもなります。
尾根を上がったところが次のドロップポイント。
そして滑り降りて見上げた景色がこちら。
感無量です。
ただ、私はこの素晴らしい斜面を100%楽しみきれないミスをひとつしてしまったのです…。
板に氷がたくさん付いていて凍っていて全然走らなかった…。笑
この日は気温−5度から−10度くらいでしたが、太陽の照りつけが強い日でした。ピークについて、ソールを上にして板を日向に置いておいたのが間違い。
温まったソールについた雪が溶けて氷になり、スムースな滑走の妨げとなってしまったのです。
板を流さないことが第一ですが、ドロップ前に確認することが大事だと改めて学びました。
この後は壮大なスピアヘッドグレーシャーを突っ切って、ステアマスターへと出撃です。
13:20 ステアマスター前に休憩
スピアヘッド・グレーシャー(Speahead Glacier)はまるで湖かな、と思うくらい平坦で広い大雪原です。
この写真の左手に地平線見えるんじゃない?ってくらい雪原が広がっています。
そして、この後に待ち受けるステアマスターという難所に向けて、エネルギーチャージ。
バックカントリーで元気に歩き続けるためにかなり重要だなーと今年しみじみ感じていることの一つ。ハイカロリーなものをパパッと食べるのがいいですよね。
こちらはウィスラーのマウント・カリー・コーヒーで売っている保温ボトル。ちっちゃいので日帰りのバックカントリーにおすすめ。ウィスラーのロゴも入っていて、お土産にもグッド!
食料はいつもバナナブレッドにオーツ麦を混ぜたものを持ち歩いてます。混ぜるだけ超簡単に作れるし、ラップで小分けにしておくとすぐに食べられます。
冷たくても美味しいのがポイント。そして低コストなのが私のような貧乏人には嬉しいのです。
しっかり休んで、ステア・マスターへいざ!
13:50 ステア・マスター登り口
急登で有名なステア・マスター(Stair Master)へいよいよ向かいます。
写真の右下から左上に伸びるスキントラックが登り口です。そこまでのトラバースもまあまあ登っていてしんどいんです。おそらくスキーやスプリットボードだともう少し楽に歩けるのでしょう。

ステアマスターの登り口に到着です!急登のため、ここはツボ足でみんな登っています。
私たちはスノーシューなので、板を手に持って斜面に引っ掛けながら登りました。スキーブーツでしっかりしたステップが出来上がっていたので、途中までは歩きやすかったです。
思っていたよりも長い道のりに見えるこのシュート。下の写真ではまだ先がまったく見えません。

中腹あたりから下を見下ろすとこんな感じに。たまにアイスバーンになっていて滑るので身長に一歩一歩進めます。
登りきって上から覗くと急すぎて下が見えません。ここを登ってきたのが信じられないくらいです。
登り始めてから約50分が経過!
そして想像以上に疲れました。ただのシュートだとなめていたら、思ったより大変!元気な時に行くほうがいいでしょう。こういうのを体験すると、もっと夏山の経験が必要だな〜と痛感します…(でも夏はクライミングがメイン)。
ステアマスターを登りきった向こうは、またもうひとつのグレイシャーが広がります。
15:00 プープシュートにドロップ
雲の向こうの山のトップがステアマスターの頂上です。そこからこちら側の山に滑って降りてきたところ。
良い天気だったのに急に雲の中に入ってしまいました。
少しだけハイクアップして、プープシュートへと向かいます。
相方が撮ってくれたなんかフォトジェニックな写真。
プープシュートは距離もあり斜度もあり、非常に良い斜面なんですがこの日は結構クラストしてしまってました。
とはいえプープシュートも悪くはなかったです。ここに来るまでに良い斜面を2つも頂いてしまったので結果オーライ。
15:30 プープシュート出口、コースへ合流
長い長いプープシュートの出口は、クリスタルリフト(Cristal Express)へ続くコースに合流します。無事にバックカントリーエリアから帰還です。
ここからビレッジまでは、スキー場内を滑っていってだいたい15分くらいです。
15:45 ビレッジへ帰還
想像を超えたステアマスターに驚かされましたが、今までで一番手応えのあるブラッコムエリアのルートだったことは間違いありません。もしかしたらこれが今シーズンのラストパウダーになってしまうかもしれません。
またしても私のバックカントリー経験値を積み上げてくれた、ブラッコムの山々でした。感謝。
コースタイム:合計5時間(ブラッコムのバックカントリーエリア入り口から、コースに合流するまで)
ルートマップ等、参考になれば幸いです。
私の使っているスノーシューはこちら。4年使っていますが頑丈だし、ツメがしっかりしているので氷の上でも噛んでくれます。しなるので、トラバースもらくらく。
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ポールはこちらのブラックダイヤモンド「トレイル」がおすすめ。日本で重宝してたモデルなんですが、ウィスラーで紛失。泣く泣く別のを購入。できたらまたこれ買いたい。値段もお手頃、2段で短くできるし十分軽いです。パウダーバスケット付いてます。
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