カナダに来て4年。
PR申請にコロナ禍が重なりなかなかビザが下りない中、メインバンクとして使っているTD bankのTFSA(Tax Free Saving Acount)に眠っているお金を投資することにしました。
そんな大金ではないですが、それでも少しずつ積み立てていくことを決心。
いくつかETFを買ってみました。
問題はどこのブローカー(取引所)を使うか。
TD bankのTD Direct Investingも評判が良かったのでまず検討。
しかしオンラインで申請中に、PR資格がないとアカウント作れないことが判明。
そこで、まだPRが取れていなくても長期でカナダに住んでいれば作れるブローカーを探しました。
そしてQuestradeに決定。
老舗のオンライン証券会社で信頼できそうな感じ。
とりあえず個別で株を買う予定はないし、ETFのみ考えていたのでETF手数料が無料なのはとても魅力的。
minimum depositは$1000からok。
TFSAのアカウントをQuestradeに作り、そこからETFを買うということで落ち着きました。
そんなわけで、投資初心者の備忘録。
個人的に参考になったサイトやYoutubeなどを紹介していきます。
もくじ
TFSA内での運用は非課税
TFSAは日本でいうところのNISAみたいなもので、その枠内で運用して得た利益は非課税になるというものです。
2009年に導入されたシステムで、毎年の拠出限度額が決められています。
拠出額にゆとりがあった年は次の年に持ちこされます。
*例
私は2017年にカナダに来ました。
その時点から拠出して良いことになるので、
- 2017年 $5500
- 2018年 $5500
- 2019年 $6000
- 2020年 $6000
- 2021年 $6000
もし今までまったくTFSAにお金を入れていない、もしくは口座作っていない場合は2021年の時点で、合計で$29000までTFSAでお金を運用できることになります。
詳しくは私もよく参考にしている「カナダでちゃんとお金の話」こちらを御覧ください。
友人の間でも参考にしている人が多くてたまに話題にも上がります。
めっちゃよくまとまっていてカナダのお金のしくみを知るのに何回も読みました。
その他はCRAのアカウントを作っていればそこに自分の限度額が記してありますが、私のはなぜか間違ってます。笑
おそらく私がまだ移民完了していないので、情報が反映されていないのかなと考えてます。
自分で計算することをおすすめします!
なぜETF
GIC(定期預金)やMutual Fund(投資信託)も考えましたが、手数料が結構取られるのです。
その上、移民していないと投資信託はできない場合もあるようです(ブローカーによる)。
またこのところデイトレードの勉強をしていて、チャート見るのにも少し慣れてきたところでした。
手間のかかり過ぎも嫌だけど、ほったらかしおまかせもなんだかな〜と思ったのです。
もう少し自分でやりくりできるものがいいなと思っていたところ、友人からめっちゃ役立つ有料noteを紹介してもらって目からウロコ。
それがこちらです。
プッチさんnote
【プレミアムガイドブック】洗練された長期分散投資
たった40カナダドルでこんな内容聞いちゃっていいんですかってかんじでお買い得です。
投資初心者の私でも理解できました。
インスタでも情報を流してくれているのでフォローしてます。
Questradeアカウント開設の流れ
プッチさんnoteを熟読し、何をどう買っていくか決めたところで次にブローカー探しです。
最初にも述べたように、TDのDirect investingはPRが取れてないと使えません。
そこで調べていたところ、永住権なくても長期でカナダに住んでいれば作れるブローカーQuestradeに決定しました。
私が使っているのはSelf direct investingの中のTFSA口座です。
他にRRSPなどいくつも口座作れますが、私はまずTFSAからにしました。
ETFの手数料は無料、最小$1000から始められ、TFSAアカウントは口座維持費も無料です。
promo code:476022321446866

最初は$1000の入金でも、90日以内に$10000入金すると最大で$250という仕組みのようです。
よかったらコード使ってください。
登録に必要なもので特筆すべきもの
登録の手順はかなりわかりやすいです。
インストラクションに従っていけばいいので、思っていたより簡単でした。
特に必要なものは以下の2つ。
ID (私はDriver`s licenseを選択)
ちょっと詰まったところを以下にピックアップしておきます。
SIN numberの期限
私はまだ移民完了していないので新しいナンバーは無く、9から始まるワーホリと同じ短期滞在者のナンバーを持っています。
そんでもって実は更新してないんですよね…。
ステイタスが変わるごとに本当は申請しなきゃいけないらしいんですけど、古いナンバーでもちゃんと動いてTaxリターンもできています。
SINナンバー更新は結構グレーらしい。
そして期限がわからない!
とりあえず今のステイタスが切れると予測される頃に設定して出しましたが大丈夫でした。
W-8BENの記入の仕方
記入がめんどくさいのがW-8BENというアメリカの書類です。
これで承認されたよ!という私の記入例を書いておきます。
記述がないlineは空欄でok。
line2 出身国(私はJapan)
line3 カナダの現住所、国(Canada)
line6 SIN number
line8 誕生日(月日年の順なので注意)
line10 0% Royalties
いろんな記入例がネットには転がっているのでどれを信じるかは自由です。
ただ私はこれで通りました。
最後に署名の欄ですがadobe acrobat reader dc appでは手書き風の署名が作れるようになっているのでプリントしてスキャンとかしなくて大丈夫で便利です。
持っていない方はダウンロードも無料です(adobe acrobat reader dc app)
IDとW-8BENをアップロードして承認されるまで1−2日かかります。
それが終わったら次はいざ!
お金をQuestradeに移動させます!!
QuestradeにTDからお金をうつす
Questradeのインストラクションによれば“Online banking bill payment”という方法が一番早くて無料でおすすめとのことです。
ググってみると、他のブローカーからお金をうつす方法がたくさん出てきました。
でも私は初めてブローカーを作るので、銀行口座からお金をトランスファーというとシンプルなものです。
online bill payment
この中で自分が使いたいアカウントをチョイス。
私はTFSAの1つしかアカウントないので選ぶまでもないですw
Acount #
ここにあるアカウントナンバーをコピーしておきます。
その下にあるInstitutionからTDを選択。
そのままTD easy webのリンクに飛ぶか、スマホのappからでもできます。
TDアカウントからPayeeを設定
アプリの場合を解説します。
(Easy webからもほぼ同じです)
TDのアカウントからBillsを選び、Manage Payeesをタップ。
右上の+をタップしてQuestrade検索します。
Questrade Incを選択。
Payee accountに先ほどアカウント#を入力します
TDアプリからPay billする
Paybillを選択してQuestrade incを選びます。
送金したい額を入力。
ChequingまたはSavingまたはTFSAなど、どのアカウントから送金したいか選びます。
以上です。
あとは2日ほど待てばQuestradeに送金されてトレードスタートです!
私はこの方法でTFSAに入っていた額をまるまるQuestradeに2日でトランスファーできました。
QuestradeでETFを買う方法
入金完了し、いざトレード画面にいくと初心者の私は固まりました。笑
どこをどうしたら買いたいETFが買えるのか???
本当にこれタップして大丈夫??
今の時代とっても便利でYoutubeで解決しました。
私が参考にした動画を貼り付けておきます。
この方のチャンネルは他にも役立つ情報がいっぱいでおすすめです 🙂
英語の勉強がまだまだ必要な私にとっては、投資+英語の勉強にもなって一石二鳥です。
変な世の中ですがお金に働いてもらって、資産を増やしていきましょうー
以上、投資初心者はじめてのブローカー開設inカナダの備忘録でした。
カナダでの仮想通貨についてはこちらの記事をどうぞ。