もくじ
Duffey lake から Steep peak へ
今回のルートはこちらをチェック(実際に歩いてポイントチェックし、私が作成したルートです。)
→【バックカントリーの地図をHillmapでみてみる】
→【GPXファイルはこちらからダウンロード】
Hillmapの使い方とGPXファイルの有益な利用方法についてはまた今度記事にします。
今回のバックカントリーは、ウィスラーから車で30分の町ペンバートン(Pemberton)のエリアです。
ペンバートンの町からさらに1時間くらい車で走った先にあるダフィー・レイク(Duffey lake)の片隅のパーキングから、スティープピーク(Steep peak)という山に至るルートです。
「ハットトリップ行くぞ!」と言われた時は、なんじゃハットトリック?サッカーですか?と思ったのですが、こっちでは山小屋泊をHut tripというらしいです。
そんなで初めての山小屋泊バックカントリーへ行ってきました〜。
今回はスキー場のリフトなど使いません!
全て歩きでアクセスする山登り系。
山小屋まで2時間半。1日目のピークまで2時間(疲れてました)。
山小屋から2日目のピークまで2時間半。山小屋からパーキングまで滑って1時間。
合計:歩き6時間半、距離 約19km
Hillmapを見ながら読んでいただくとわかりやすいかと思います。
【1日目】
11:00 パーキングからスタート
今回はスキーヤー1人、スノーシューのスノーボーダー2人、ワンコ1匹の計3人と1匹です。
日本人は私1人、女子は私1人というちょっと心配な感じでしたがみんな助けてくれました。
私のエンジンが600ccだとしたら、彼らは2500ccくらいのエンジンは持ってそうです。笑

右側に見えているのが道路で、その向こう側がダフィー・レイク。
始まりは圧雪車が走れるくらいの幅の広い道でかなり歩きやすい。こんな道が1時間半くらいずーっと続きます。道なりに王道と思われる道を進んでいけば大丈夫です。もちろん地図は何度も確認しながら歩きました。
突然ひらけます!結構滑った後もあり、気持ち良さそうなツリーです。
ここで一度休憩。泊まりの荷物が重いので、エネルギー補給がかなり大事です。
ここから先が樹林帯になり、登りも急になっていきます。スノーシュー組はこうなってくると遅れだします。笑
一緒に行ったワンコは女の子でしたが、誰よりも歩くのが早い!
ワンコだって、ちゃんと自分のバックパック持って歩きます。
日本は山に犬を連れて入ることに否定的な意見が多いですが、カナダはとても犬に寛容な国。
山に犬連れて行く人はかなり多いです。山だけでなく、街中でも犬連れて入れるところが大半!銀行とか窓口に並んでると、犬も普通にいます。笑
13:30 山小屋に到着

2時間半くらいで、今回の宿泊先に到着です。名前はBeeker hut(ビーカー・ハット)。
この日は7人でちょうどよかったけれど。予約とかいらないらしく、その前日は15人も泊まっていてカオスな状況だったらしい…。

簡素な薪ストーブがあり、これのおかげであったかく過ごせました。1階はストーブとテーブルとキッチンがあり、宿泊者が荷物を置けるようにたくさんのフックが壁にあり、天井を見上げると物干し用の紐が張り巡らされていました。
決して綺麗とは言えないけど、無料で予約も入らず泊まれるなら贅沢はいいません。
2階へははしごで上がります。2階というかロフト。そこで各々寝袋で雑魚寝というスタイルです。
14:30 再び出発
山小屋で休憩したのち、寝袋などの重たいのものを全部置いて軽装で再出発です。
山小屋の裏手の急な斜面になっている樹林帯を登っていきます。そして抜けると下の写真のような景色に!

ここで雪の層をちゃんと確認。人がスコップで掘り始めると、ワンコも一緒に掘ってくれます。笑
この日は極めて安全ということがわかったところで、ワンコの見つめる先(写真の左上)に向かって登っていきます。

カナダらしい壮大で雄大な景色になってきました!左上に伸びるリッジの途中からこの日はドロップ。山小屋を出てからそこへ至るまで約2時間弱経過。
巨大なボウルを滑り、ダークサイドレイク(Darkside lake)という湖まで降りました。ちょっとクラストしていて最高とは言い難かった。陽も傾き始めたのでこの日は終了。
【2日目】
10:30 出発
たっぷり寝てゆっくり目の出発です。
山小屋には帰りまた立ち寄るので、必要なものだけ持って身軽に出発。
2日目にスノーシュースノーボーダーが1人離脱。アキレス腱を切ってから1年ほどの彼は、昨日の荷物と板を担いだせいで調子悪くなってしまったのでした。
こんなイレギュラーが起きても、山小屋があると助かるものだなーとしみじみ思いました。
そんなで、スキーヤー1人と私とワンコで出発。
山小屋で一緒だったバンクーバーからきていた2人組とも合流し、スティープピークを目指しました。

右上にある狭い谷間になっているシュートを登っていきます。この日は雪崩のリスクがかなり低かったのでこのルートから登れましたが、日によっては危険で登れないかもしれません。
今回の旅に連れて行ってくれたスキーヤー(ワンコの飼い主さん)が、ウィスラーでバックカントリーの講師をしているめっちゃ詳しい人だったので、安心して一緒に登ることができました。感謝。

シュートを上がると奥に広がる巨大なボウル。雪崩地形なんでしょうが、この日は極めて安全でした。ポイントごとに層をチェックして進みます。低くなっている部分に沿って登っていきました。

晴天すぎて、かなりの日焼け!先頭はスプリットスノーボーダー2人、次にワンコ、スキーヤー、私と続きます。
稜線に着いてからが、本当に大変でした。かなり岩場で雪がついていないところも多く、全員ツボ足に板を背負って細いリッジを登って行くしかありません。
よろけて足を滑らせたらそのままクリフから落っこちてしまいそう。
ロッククライマーなスキーの彼は、ものすごい速さで登って行ってしまいます。笑 私もクライマー初心者ながらに頑張って登りましたが、背中の荷物の重さに何度バランスを崩しかけたかわかりません。今回のルートの最徐行ポイントでした。
12:30 頂上に到達
このあたりがスティープ・ピーク(Steep peak)という山の頂上になります!

登り切った余韻を楽しみつつ、休憩しつつ。ここからスティープなところを一挙に落としていきます。
降りてきて見上げると、やはり急だったなぁと感じられます。。

急斜面からの、次は先ほど時間かけて登ったボウルを滑りました。
その様子を私のインスタグラムからどうぞ。
https://www.instagram.com/p/BuLMx-ZASAq/
14:30 山小屋に戻る
なんやかんやで山小屋に戻ると14時をとっくに過ぎていました。ここからパッキングして戻らなけらばなりません。パッキングしてエネルギー補給して、15時半くらいに山小屋を後にしました。
16:30 パーキング到着
今回のルートの嬉しいところ。帰り道はほぼ滑って帰れる!!!!!!!(90%くらい)
やはり帰りは早い!1時間でパーキングに到着。

パーキングからみえるダフィー・レイク(Duffey lake)の夕焼けが、このトリップの締め。
やっぱりBritish Columbiaは美しかった。
コースタイム:合計約9時間、距離 約19km
参考(行き:2時間半 小屋から1日目のピークまで:2時間 小屋から2日目のピークまで:2時間 帰り:1時間 )
ルートマップ等、参考になれば幸いです。
私の使っているスノーシューはこちら。4年使っていますが頑丈だし、ツメがしっかりしているので氷の上でも噛んでくれます。しなるので、トラバースもらくらく。
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ポールはこちらのブラックダイヤモンド「トレイル」がおすすめ。日本で重宝してたモデルなんですが、ウィスラーで紛失。泣く泣く別のを購入。できたらまたこれ買いたい。値段もお手頃、2段で短くできるし十分軽いです。パウダーバスケット付いてます。
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