卵・牛乳・バターなしのヴィーガンレシピ。ラズベリーとチョコチップのバナナスコーン

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scones1
コロナでロックダウンしたカナダでしばらくゆったりと暮らしております。

完全なヴィーガンにはほど遠い私ですが、家で自炊用に買うものはヴィーガンにしています。
乳製品と肉と卵が無くても、美味しい自炊生活が十分にできることが判明。

地球環境に人間が与え続けてきた「ダメージ」を少しでも減らしていけたら。
コロナに与えられた時間で環境について考える時間が増えました。

朝起きてコーヒーを入れている間に作れてしまう簡単なスコーンをヴィーガンで。

焼くまで10分。

毎日作っていたら、ついに黄金レシピにたどり着いたのでシェアします。

カナダではフレッシュなラズベリーやブルーベリーがどこでも手に入るので、このレシピではフレッシュのものを使用していますが冷凍でもいけると思います。

外はさっくり、中はもっちり。

甘酸っぱいラズベリーともっちりしたバナナと米粉の生地がたまりません。

ダークなチョコレートチップがアクセントに。

計りは要りません!!!!!
お米用の計量カップ(カナダで購入した炊飯器に付いていたものですが、日本製。標準的なお米カップ:すりきり1カップ=180cc)を使ってます。

材料(8〜9個分)

このレシピは卵とバター、牛乳は使わないヴィーガンのレシピになります。
8〜9個分のための分量ですが、半量にしてもうまくできます。

フルーツと油
バナナ 2本
ラズベリー 10〜15個
黒砂糖(白砂糖でもなんでも) 1/3カップ
ココナッツオイル 普通のスプーンに3杯
粉類
薄力粉(全粒粉でも) 1カップ
米粉(私は玄米粉を使用) 1カップ *全量薄力粉でもOK
ベーキングパウダー 普通のスプーンで1/2杯
塩 少々
オーツ麦(オートミールとも呼びます。もしあれば) 1/4カップ
チョコチップ(乳製品不使用のもの) 1/4カップ

作り方

用意するものは、

計量カップ(お米用のすりきり一杯=180cc)
ボウル
フォーク
ゴムベラ:私は持ってないのでしゃもじを使ってます。笑

step 1

ココナッツオイルをフライパンに乗せて溶かしておきます。

オーブンを170°Cから180°C (325°F) にセットしておきます。
ちなみに私の使っているオーブンは、カナダで購入した大きなトースターのようなオーブンで余熱が要りません。
一般的な北米の備え付けの大きなオーブンで焼く場合はBroilにセットすれば予熱なしでうまく焼けます。
spoonスプーン1杯はこのくらい。

step 2

ボウルにフルーツと油の材料を入れます。

バナナ 2本ラズベリー5個くらい黒砂糖 1/3カップ溶かしたココナッツオイルを入れてフォークでフルーツを潰し、だいたい潰れたらヘラでざっくりかき混ぜます。

mixing1バナナは潰しすぎなくてOK。食感が残るくらいが美味しいです。

step 3

次に粉類を全てボウルに投入します。

薄力粉 カップ1米粉 カップ1ベーキングパウダー少々塩少々オーツ麦(あれば)・チョコチップを入れて、ヘラでかき混ぜます。

mixing2全体にまとまりが出て上の写真のようになったらOK。

step 4

残りのラズベリーを全て投入します。

ヘラでラズベリー1個1個を半分に切るように混ぜ合わせます。適当に潰してもOK。ラフさがスコーンには大事。

まとまりが悪く粉っぽい場合は、豆乳をすこーしずつ入れながら混ぜて様子をみてください。

mixing3こんな感じになります。

step 5

クッキングペーパーを鉄板に敷き、以下の写真くらいの分量の生地を取り鉄板に並べていきます。

baking1手で捏ねて丸める必要はありません。ラフな感じでOK。
baking2

step 6

並べ終わったら170°C(325°F)に余熱したオーブンに入れ、まずは15分焼きます。

oven
ちなみに私の使っているオーブンは、カナダで購入した大きなトースターのようなオーブンです。

日本ではあまりみたことがないのですが、余熱なしでいけてます。

step 8

15分焼いて様子をみます。スコーンのトップが少し茶色くなってきたらOK。
baked
オーブンと生地の水っぽさによって焼き時間は異なるので、足りなそうだったら5分くらいずつ焼き時間を追加して様子をみてください。

朝焼いて、夜までこのままの状態で放置してますが、カナダの夏は涼しいので大丈夫そうです。
scones1

冷めても美味しい。

朝ごはんとおやつはスコーンで。
コーヒーとの相性も抜群です。
coffee

美味しいアレンジレシピ

美味しい組み合わせを発見次第、随時更新中です。

ブルーベリーとアールグレイの全粒粉バナナスコーン

バナナスコーンのベースの生地(小麦粉、バナナ、砂糖、BP、油)に以下をプラス。
小麦粉は全粒粉と玄米粉にすると、しっとり食感ながらもホロホロさっくりして良い感じです。

-プラス材料-
ブルーベリー
アールグレイ紅茶(細かい茶葉)
ヘンプシード
オートミール(オーツ麦)

blueberries

*ヘンプシード(麻の実)はスーパーフード!!*

大麻の種子であるヘンプシードは日本では麻の実と呼ばれます。
菜食やヴィーガンにとっては強い味方。

・10種類の必須アミノ酸が全て含まれる
・たんぱく質や脂肪が豊富
・カルシウム、鉄、マグネシウム、リン、カリウム、亜鉛、葉酸を含む

hemp
日本で購入できるものはほとんどが輸入品ですが、こちらカナダではどこでも割と安価で手に入ります。

抹茶とチョコチップのバナナスコーン

バナナスコーンのベースの生地(小麦粉、バナナ、砂糖、BP、油)に以下をプラス。

カナダではなかなかスーパーに売ってない抹茶の粉をネットショッピングで手に入れたのでシンプルに焼いてみました。
栄養を考えてヘンプシードとオートミール(オーツ麦)も一緒に。

-プラス材料-
抹茶
ヘンプシード
オートミール(オーツ麦)

maccha
粉物をいれる前に抹茶を混ぜておくと、均一な綺麗な緑色のスコーンになります。
写真は薄力粉で焼いていますが全粒粉や米粉でも美味しいです。

オレンジとチョコチップのバナナスコーン

オレンジがスーパーで安かったので買ったものの、なかなか食べずしなびてきていたので、皮も果実も一緒にマーマレード風に煮ました。
それをバナナスコーンに投入。

ベース生地の油とバナナを混ぜる段階でオレンジを混ぜました。

-プラス材料-
オレンジのマーマレード風
ヘンプシード
オートミール(オーツ麦)

orange
写真のものは全粒粉100%(米粉なし)で作ってます。
米粉なしだと少しドライな感じに仕上がります。

りんごとレーズンのバナナスコーン

apple-scone
りんごが美味しい季節になったのでふじりんごでフィリングを作って混ぜてみました。

ベース生地の油とバナナを混ぜる段階でアップルフィリングを混ぜました。

-ヴィーガン・アップルフィリングの作り方-
ふじりんご1個(カナダで買えるふじりんごは日本の半分くらいのミニサイズ。日本のりんごなら半分で良さそう。)
シナモン少々
ブラウンシュガー スプーン3杯
ココナッツオイル スプーン1杯

apple
1センチ角にりんごをカットし、ココナッツオイルをスプーン1とブラウンシュガーをスプーン3一緒に炒めます。
りんごが良い硬さになるまで水を少しずつ入れながら煮詰めます。
10分くらいで完成。

カナダで使っている材料

粉物は以下の材料を使っています。
日本と違うこともいくつかあるので少しだけご紹介。
powder

●Unbleached Flour

「漂白していない小麦粉」という意味。

つまりは全粒粉かと思っていたら実は違って、普通の白い小麦粉です。

漂白しているBleachedも売られていますが、カナダ人の旦那は体に悪いから買うなと言います。ちなみに日本の薄力粉は漂白していない Unbleachedになるようです。

この「Rogers」というブランドは、カナダのスーパーで一番よく見かける小麦粉です。

紙袋に入っていてエコな感じが好きです。

ちなみにこれは All Purpose なので日本で言うところの中力粉にあたります。

私はこれでクッキーやパウンドケーキなどを作ってますが、今のところ大丈夫そうです。

もっと繊細なお菓子作りには向かないかもしれませんが。

●Brown Rice Flour

こちらはBrown riceなので玄米粉です。

この「Bob’s Red Mill」というブランドは色々な種類の粉物を出しています。

オーガニックのものも多く作っていておすすめです。

●Thick Rolled Oats

こちらはオーツ麦です。

カナダ人はオートミールをよく食べるので、オーツ麦はどこにでも売られているし値段も安め。

栄養価が高く、体にいいのでおすすめ食材です。

朝ごはんはエネルギーチャージが大事と思い、今回のスコーンにも入れています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

良かったら作ってみてください。

ヴィーガンクッキング、初心者ですが色々工夫していきます。

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コメント

  1. イワン より:

    おいしそうですね!是非作ろうと思います
    1カップのサイズが日本と違うと聞いてますがカップは日本で購入したものですか、カナダで購入したものですか?

    • natsu より:

      イワンさん
      コメントありがとうございます。カップはカナダのものでした。レシピにも記載することにします。ありがとうございます。

  2. natsu より:

    イワンさん
    度々すみません。計量カップはカナダで購入した炊飯器に付属していたものなんですが、よくみたら日本製でした!日本の標準的なコメのカップと同じ180ccです。