Cayoosh Mountain -カヨーシュ マウンテン

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4月でも2021年の雪山はまだまだハイシーズンでした。
そんなカナダBC州の山行をお届けします。

この2年ですっかりスプリットボード派になりました。
板を背負わなくていいし、スキーヤーのように遠くまで遠征もできるのがメリットです。

今回はスキーヤー3人とスプリットボード2人のパーティでした。
やっぱりハイクモードでのスキルをあげないと、スキーヤーと歩くのは待たせてしまって申し訳ないと感じた今回のトリップ詳細をどうぞ。

ジョフリーのバックカントリーエリア 「Cayoosh Mountain」

カヨーシュは観光ハイキングでも有名なジョフリーレイクの道路を挟んで反対側にある山です。

標高は2561mですが、歩きはじめが1230mあるのでわりと手軽に日帰りできるルートになります。

ペンバートンの先になるので、ウィスラーからは車で1時間くらい走ります。

アクセス

パーキングはカヨーシュのある側と道路を挟んで反対側にちょっとしたスペースがあり、おそらく20台ほど車が停められそうです。

地図とGPXマップのダウンロード

cayooshmap
→【Hill mapで地図を見る】
→【GPXファイルをダウンロード】

バックカントリー日記

●登った日:2021年 4月12日

去年はロックダウンでバックカントリーさえ行くのを躊躇していたのを思い出しました。
そのため4月の中旬に歩きに行くのは2年ぶりで春の雪山にワクワク。

●時間:約8時間

駐車場からキャットトラックをたどる

cat-track
ウィスラーを7時過ぎに出て、歩き出しは朝の8時半くらい。

駐車場から道を渡り反対側の広いトレイルを歩きます。
この時期でもしっかり下部から雪が付いていたので板を担ぐことなくラクラク。

しばらくこの広いキャットトラックが続きます。

狭まるトレイル

view-of-cayoosh
1時間しないくらいで圧雪車が通れそうない広さだったのが人間一人通れるくらいの広さに狭まります。

ここからカヨーシュのメインバーンが一望できるのですが、なんともかっこいい山です。
滑った人のラインが数本ここからでも見えました。

ピローフィールド

pillow-field
凸凹の森林地帯を抜けると少しひらけます。

おそらく夏場はここ、タラスなんですね。
シーズン中盤に来ると、雪の量が絶妙で見事なピローフィールドになっているそう。
春には雪の量が多くて、新雪だったら気持ちよさそうなオープンバーンです。

名もなきレイク

lake
その先すぐにレイクへ到着します。
名前はないみたい。

左側の斜面が雪崩地形なので気をつけながら歩きます。
かなりタイトなかっこいいシュートが何本か左斜面にあり、ラインから推測してスノーボーダーが滑った様子。
いつかそんなラインを攻めてみたいものです。

上部からのフォールラインはすべてこのレイク周辺のエリアにつながっています。
ここまでだいたい2時間で到着。

山頂へ

around-lake
レイクから山頂へ向かいます。
山頂といっても、メインのピークの隣のピークを今回は目指しています。
バックカントリーの地図では”Lazy boy”と書かれているエリアですね。
around-top
山頂付近に近づくにつれ、反対側に見えるとんがったジョフリーマウンテンをはじめとする絶景の山々。
実にカナダらしい景色です!
view -of-joflee

ウィスラー・ブラッコムのバックカントリーエリアからもカナダらしい山々がみえるわけですが。
やっぱり違うエリアに来るのは新鮮だし、言葉に出来ないけど新たな雰囲気と景色に感動しっぱなしです。

沢を滑る

ピークから一本目の滑走はメインのLazy Boyのラインはもう滑られていたので、ノートラックだったこの大きな沢をチョイス。
ハイシーズンにも引けを取らない、めちゃくちゃ良い雪でした:)

登り返してもう一本

沢を滑ったあとまだまだ時間があったので、元気なメンズたちについて2本目登り返しました。
looks-steep
この一見スティープにみえるフェイスを滑ってきました。
ここ近づいてみると、そこまで斜度もないのが不思議。
遠くから見るとめちゃくちゃいかつい気がしたのに…!

この雪庇の上をトラバースするのをハイクモードでスキンアップしたままいったのですが恐怖!
風で叩かれてかなりつるつるな部分もあり、スキーが下手すぎる私は横向きにカニ歩きして難所を越えました。。

こんなときやはりスキーヤーを待たせてしまって申し訳ない気持ちになるのです笑

下山

帰りはレイクの中ほどまでスノーボードでも滑ってこれました。
スキーヤーはそこからボトムまで一度もスキンアップする必要なし。

なんと羨ましい!!!

しかしスノーボーダーはフラットなレイクエリアを越えるのにハイクモードにトランスフォームしてスキンアップする必要があります。

その間、スキーヤーを待たせなくてはいけない。。

その後スノーボードモードにすればよかったのに、下手くそなハイクモードで狭い林間を降りたのでかなり時間をロス。笑
微妙に下っている狭い林間はもちろんほぼカニ歩きでしたよ。。

待ってくれた3人のスキーヤーありがとう。

ピローフィールドに出てから先は、ストック持ってスノーボードすればほぼツボ足なしで帰ってこれました。
ワンフットは数回しましたよ、もちろん。

確実に言えることは、「シンギングパスよりはるかに楽ちんです!!!」

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最後までお読みいただきありがとうございました。
あと1回くらい今シーズン滑りに行けたらいいなと思っております。

気が向いたらアップしますので良かったら覗いてください 🙂

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